
アーユルヴェーダとは
■アーユルヴェーダとは?
アーユル・ヴェーダーとは、サンスクリット語で「生命の科学」という意味で、インド文化圏で約5000年に亘り伝承されてきました。
人間の体を一つの宇宙としてとらえ、身体
、精神、霊魂の三つがともに健康であることをかかげています。
個人の生命と宇宙の生命を、より深く調和させるあらゆる術を持っています。
つまり「人が健康で美しく幸福に満ちた生き方」を導きだすための、医学、哲学、科学を集大成させた文化遺産であるといえるでしょう。
アーユル・ヴェーダーでは、人間の体質を、ヴァータ、ピッタ、カパ、の三つのドーシャに分けています。
トリドーシャ理論とよび、三つのバランスがとれていることが理想とされています。
このバランスの不均衡を取り除くために、パンチャカルマを目的として、ハーブやオイルを使用します。
スリランカはアーユルヴェーダの原型が純粋に残っている国といわれています。
スリランカにはアーユルヴェーダ省があり、その下でアーユルヴェーダ国立研究所、アーユルヴェーダ薬剤公社、アーユルヴェーダ国立病院等が運営されています。スリランカアーユルヴェーダに欠かせない多くの薬草や薬木も多くが政府の元で厳重に保護されており、輸出が禁止されているものも多数あります。
スリランカではアーユルヴェーダ医学は国の知的財産として大切に守られているのです。
スリランカアーユルヴェーダの原点
スリランカ固有の生薬治療システムの原点は、神話時代に遡る。
古代インドの聖典「ラマヤナヤ」によると、世界最初の偉大な医者は、スリランカのラヴァナ王であると記されている。
約4500年前ラヴァナ王は生薬医療に関する三つの著書を書き残した功績がある。
それは
- Arhaprakash(アルハプラカーシュ)
- Kumarathanthraya(クマーラタンタラヤ)
- Udisthanthraya(ウディスタンタラヤ)
スリランカやインドのオリエンタルミュージシャンは、ラヴァナ王は三つの楽器を起案したと主張する。つまりラヴァナ王は偉大な王だけではなく、偉大なミュージシャンでも、生薬治療に関して当時が誇った最高の達人でもあった。
歴史の中でそこまで壮大な業績を誇る王は稀である。
インドのアーユルヴェーダシステムとスリランカ固有の生薬治療とが融合したのは、紀元前3世紀にスリランカに仏教が紹介された後である。
今でもスリランカではSeetharama Vati(シータラーマ ワティ), Jeevananda Vati(ジーワナンダワティ), Desadun Kalka(デーサデュン カルカ), Siranvidura Vati(シランヴィデュラ ワティ), Siddartha Thaila(シッダールタ タイラ), Seethodaka Taila(シートダカ タイラ)等のインド薬局方にはない重要な生薬が数多く使われている。


